
近年、様々なホルモン治療薬が開発され、
治療の選択肢が広がってきました。
一人一人に合った対処法を
提案させていただきます。
下記の婦人科疾患全般の診察診療を行っています。
子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類があります。
子宮頸がんは20歳後半から40歳台、子宮体がんは40歳以降が好発年齢です。
子宮頸がんの初期には症状はありませんので定期的な検診が必要です。
子宮体がんは、初期に不正出血を認めることがあります。月経と関係のない出血や月経不順がある場合、超音波検査で子宮内膜の検査や子宮体がん検査を行うことをお勧めします。
当院では茂原市子宮がん検診の無料クーポン券をお持ちの方、個別検診をご希望の方の検診も受け付けています。
また、子宮頸がんはワクチンで予防することもできます。
詳しくは、以下をご覧ください。
茂原市のホームページ「子宮がん検診」https://www.city.mobara.chiba.jp/0000000051.html
「子宮頸がんワクチンについて」https//www.city.mobara.chiba.jp/0000004585.html
クーポン券、保険証、本人確認書類
生理痛が強い、出血量が多い、生理前の体調不良(PMS)、周期が不順など、月経に伴うトラブルが辛い場合はご相談ください。日常生活(通学、家事、就労)が問題なく送れるようにお手伝いいたします。
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮がんなどの器質的疾患の有無を診察したうえで、以下の治療法のご提案をさせていただきます。
閉経前後(45歳~55歳)は、女性ホルモンの不安定になるだけでなく、社会的にもさまざまな負担がかかり、心身共に不調が起こり易くなる時期です。
のぼせ、ほてり以外でも、不眠、冷え、肩こりなど症状は多岐にわたります。血液検査や子宮がん検診、超音波検査を行ったうえで、おひとりおひとりの体調にあわせた治療方法の相談をさせていただきます。
妊娠を希望して1年以上経つ場合はご相談ください。
ホルモン採血、超音波検査、通水検査などを行い、タイミング療法や必要により排卵誘発剤などの治療を行います。器質的な疾患がある場合や治療に反応しない場合は、不妊治療専門施設へご紹介いたします。
旅行、受験、部活の試合など、大事なイベントがある場合、月経の時期をあらかじめ調節することができます。
直前の受診では間に合わないこともありますので、可能ならイベントの2か月くらい前にご相談いただけると良いと思います。
以下の3つの方法からその方に合う方法を提案します。
プレコンセプションケアとは、妊娠を計画している女性やカップルが健康的な妊娠に向けて準備をするための包括的なケアやアドバイスのことです。これには、栄養やライフスタイルの改善、病歴の確認、必要なワクチン接種、遺伝的リスクの評価、ストレス管理などが含まれます。
必要により、性病検査、風疹抗体価、子宮がん検診を含めた婦人科検診を行っていきます。
健康診断の結果やワクチンの受診歴など、参考になる資料がありましたら受診時にご持参ください。
風疹抗体検査およびMRワクチン接種を行っています。
妊娠中に風疹抗体価が低かった産婦さんに対して、産後にMRワクチン接種を行っております。
妊娠を希望する女性とその同居者は抗体検査を無料で、抗体価の低い方はワクチン接種費用の補助があります。
詳しくは、それぞれのホームページでご確認ください。
千葉県ホームページ「千葉県風疹抗体検査」
https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/fuushinkoutaikensa.html
茂原市ホームページ「風疹予防接種」
https://www.city.mobara.chiba.jp/0000003077.html
おりもの(帯下)検査、採血などで性感染症を調べることができます。
不安がある場合は、症状が無くてもご相談ください。
主に下記の疾患を検査します。
骨盤臓器脱とは骨盤内の臓器(子宮、膀胱、直腸、腟断端部)が腟に向かって落ちてくる状態です。
分娩や加齢、肥満などが原因で、40歳代から80歳代の女性に多く見られますが、妊娠中や出産後にみられることがあります。
ペッサリーを挿入することで症状の改善を期待できます。
手術が必要な場合には専門施設へご紹介いたします。
公費負担の定期接種(茂原長生郡市にお住いの対象者)および自費による接種を行います。
お電話で予約をお願いします。(毎週土曜日 15:00~16:00予約制)
当院はシルガード9(9価のHPVワクチン)とガーダシル(4価のHPVワクチン)を取り扱っています。
定期接種 小学6年生~高校1年生相当の女子が対象です。
長生郡市(茂原市・長生村・長柄町・白子町・長南町・一宮町・睦沢町)在住の方
市長村より郵送された検診の説明をよく読んだうえでお電話をお願いします。
以下のご質問をさせていただきます。
風疹抗体検査で抗体が低かった方(産後も含む)に対して、MRワクチン接種を行っています。妊娠中の検査で風疹抗体価が低かった場合、産後のお母さんに接種することで、次の妊娠時に先天性風疹症候群の予防ができます。
費用:13,000円
接種費用の助成については各市町村のホームページでご確認ください。
通院中の妊婦さん、産後の方へのインフルエンザワクチン予防接種(有機水銀フリー)を行っています。(毎年10月~12月下旬ごろまで)
ご希望の方は来院時にお申し出ください。
アブリスボは、妊婦さんが接種することでRSウイルスから赤ちゃんを守るためのワクチンです。
妊婦さんの体内で作られた抗体が胎盤を通して赤ちゃんに移行し、生後6か月以内の赤ちゃんが重症化しやすいRSウイルスによる下気道疾患(気管支炎や肺炎)を予防します。
妊婦健診の中でご案内しご希望を伺います。対象時期は妊娠28週から妊娠32週ごろです。
費用:33,000円